ようこそ、「音が出ない世界」へ!
こんにちは、ケーナ太郎です。 今日はこのブログにたどり着いてくれて、ありがとうございます。
まず最初に、はっきり言います。
ケーナって、はじめは本当に音が出ません。
買ってすぐ吹いたら「スッ…」って空気が抜けるだけ。 昨日出た音が今日は全然出ない。 買ったのに音が出なくて、気がついたら部屋の隅に立てかけられてる。
…そんなケーナユーザーの“あるある”に、あなたも当てはまってませんか?
🎵 ケーナ初心者必読!音の出し方まとめ - ケーナをうまく吹く100の方法
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ケーナってどんな楽器?
ケーナ(Quena)は、南米アンデスの縦笛です。
木や竹などの自然素材でできていて、構造はとてもシンプル。 だけど、音を出すのは超ムズいという、ちょっとツンデレな楽器です。
テレビや駅前演奏で耳にした「コンドルは飛んでいく」やポルノグラフィティの「アゲハ蝶」のあの音。 あれがケーナの音です。 あんな音が自分でも出せる!と思って買ったあなた…勇者です。
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わたしも、音が出ませんでした。
今でこそ演奏歴30年になりましたが、はじめは音が出なくて泣きそうでした。 吹いても吹いても出ない。 昨日ちょっと出たのに、今日はスカスカ。 同時に始めた仲間はどんどん音が出て、焦りと不安でいっぱい。
実はフォルクローレを始めた当初は、私はギターがやりたかったんです。 でも人数の都合でケーナに回されてしまった。 それなのに…音すら出ない。 いやもう、苦行でした(笑)。
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でも、ある日突然「出た」んです。
3ヶ月くらい試行錯誤したある日。 それまで嘘のように音がコンスタントに出るようになったんです。 そこから、吹ける曲が一気に増え、 「ケーナって楽しいかも!」と思えるようになりました。
それ以来、30年。ずっと吹き続けています。
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このブログで伝えたいこと
私は「すぐできるタイプ」ではありません。 だからこそ、つまずいたときにどこでどう悩むか、よく分かります。 そして、どうすればその壁を越えられるか、試行錯誤の中で培ってきました。
このブログでは、そんな私がケーナ初心者さんに向けて • 音の出し方 • 演奏のコツ • 続けるコツ • ちょっと笑える小話
などを、実体験と共にお届けしていきます。
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最後に一言
ケーナは、最初だけめちゃくちゃ難しいけど、 一度音が出るようになったら、人生がちょっと楽しくなります。
もしあなたが今、音が出なくてケーナを放り出しかけているなら。 ぜひ、もう少しだけ付き合ってみてください。 このブログが、あなたの“最初の一音”のお手伝いになれば、嬉しいです。